みなさんお疲れさまでした! 公立高校の入試が終わりましたね。
がんばった自分をほめてあげてください。
そして、支えてくれた家族やお友達に感謝の気持ちを伝えましょう!!
さて、トーゼミ講師によるポイントとなる問題の解説をYouTubeで公開します。
ぜひ見てみてください。
中2、中1の皆さんはいよいよ次は皆さんの番ですね!解説動画を見て入試問題の
レベルを把握しておきましょう。
中2の皆さんは、実際の入試問題にチャレンジする、【チャレンジ模試】もあります。
今の力でどれぐらい解けるのかチャレンジしてみましょう!
2月22日(木)トーゼミ公式YouTubeにて解説動画を配信します。
●●動画解説はこちら!●●
●各教科の問題に対するコメント●
◆社会(主任 宇佐美)
記述問題の難易度や全体の構成といった部分は,前年度までの流れを踏襲しています。ただ,記号や語句解答の問題で,いくつか正答率が低くなりそうな問題が見られるため,平均点は若干下がることが予想されます。出題範囲は例年通り,地歴公三分野から幅広く出題されるものとなっていました。
◆国語(主任 菅)
今年度の入試の平均点は、昨年と同じくらいか、あるいはやや下がる程度なのではないかと思います。大問1の小説で少し時間がかかってしまい、焦ってしまった受験生もいるのではないでしょうか。大問2は比較的易しく、処理に手間取るものもありませんでした。大問3の説明的文章は本文の内容の抽象度が高く、理解しきれなかったかもしれません。大問4の古文も和歌を絡めた出題で、その意図がつかめたかどうかがポイントとなります。作文は公民でも学習しているSDGsがテーマだったため、書きやすかったのではないでしょうか。全体としてはやや難しく感じたかもしれませんが、大問ごとに難易度が異なるので、それほど大きく平均点が下がることはなさそうです。
◆数学(主任 下道)
学力検査問題は,例年通り大問4つの構成で,大問1が65点分の配点となっており様々な単元の基本問題をミスなく解くことのできる力が試されるつくりとなっています。大問2は作図と合同の証明問題で,これもよく見られる問題で構成されていました。大問3と4では,昨年の入試から『平面図形や関数の大問が毎年出題される』といった過去の埼玉県の傾向から脱却しており,今年度も関数と空間図形の出題はあったものの平面図形の問題は無く,難易度も標準的でした。
学校選択問題も,例年通り大問5つの構成となっており,小問集合,関数,場合の数・確率,空間図形とバランスの良いつくりとなっていました。全体を通して『点取り問題』といえるような簡単な問題はほとんどないのですが,明らかにレベルの高い数問以外は例年と比較すると難易度は抑えめとなっていたため,それらをしっかりと見極めて得点源とすることが志望校合格のカギになると考えられます。
◆英語(主任 小澤)
学力検査問題では、例年と比べ大きな変更はなく、取り組みやすい問題が多かったと思います。過去問の演習を繰り返していた受験生には手応えのあるものだったのではないでしょうか。
学校選択問題では、大問3が「人工冬眠」という聞きなれないテーマであり、また専門的な用語が多く使われていたためその読解に困惑した受験生は多いと思われます。一方で設問は取り組みやすいものでした。これまでの長文に対する学習量が大きく影響する問題だと言えます。
◆理科(主任 小沼)
例年通り大問5題構成であり,大問1は小問集合,大問2~大問5については各分野からの出題でした。出題形式は,選択問題が増えています。
大問2~大問5すべての問題文には「探究的に学習しました。」という語句があり,これは,「主体的・対話的・深い学び」,「自ら学び自ら考える力」,「課題解決力」と称されるような「答えのない学習」を指します。
そういった場面を設定した問題が多く出題されていました。
教科書に載っていないような,課題・疑問を解決する形式の設問には,知識が必要不可欠なので,基本はおろそかにできません。そして,最初に示した力とともに,さらに必要なものは「読解力」です。
長い問題文から,必要な情報を収集する力が試される問題であったといえます。