中間テストに向けて【学習塾トーゼミグループ 朝霞本町校】
今月はいよいよ1学期の中間テストがあります。
中学1年生は、初めての定期テストですね。どんな勉強をしたらいいか不安があると思いますが、まずは基礎基本を徹底することです。テスト範囲表を確認することも忘れずに。テスト範囲のほかに、学習のポイントや提出物などが書かれています。そこに書かれている内容をしっかり取り組んでください。
今日は勉強の守破離(しゅはり)についてお伝えします。
守破離とは、芸術や武道においての修行の各段階のことです。
「守」とは、師の教えを忠実に守って型を身につける段階。
「破」とは、他のやり方などを参考にして自分にあったやり方を模索していく段階。
「離」とは、自分のやり方を確立して自在になる段階。
何かを極めるには、まず誰かに教えてもらうことが必要です。教えてくれる人の言うことを忠実に守り、基礎となる型を身につけることが求められます。
しかしあるレベルにまで達するとそのやり方と自分との間にズレが生じるので、そのズレを埋めるために自分であれこれ模索します。
そしてそのズレを埋め合わせて自分ならではのやり方が固まると、どんなことも自分の思うままに考えられるようになる・・・。これが守破離です。
これは勉強にも当てはめることができます。
まずは先生の言う通りにしっかり勉強する。ここで学習方法の基本を固めます。
ここが「守」。
ある程度自立してくると、「こうするともっとうまくいくのでは?」と自分ならではの方法を手探りで探す。
ここが「破」。
そして自分ならではの勉強方法がしっかり固まると、あとは迷いなく前に進んでいける。
ここが「離」。
しかし、この「守」ができない生徒が多く見受けられます。トーゼミでは、勉強法やノートの取り方など、細かいところまで伝えています。しかし、これを徹底して守れる生徒は多くはありません。すぐに自分オリジナルの方法に走ろうとします。
たとえば数学の筆算などは、あらかじめノートの中でスペースを確保してやらせていますが、目を離すとすぐにノートの隅の方に書いてしまいます・・・。
そのような生徒を見つけるとその都度指摘します。厳しいようですが、何事も基礎の反復が大切です。トーゼミでは、結果だけではなくそうした過程も重視します。
しっかりと「守」の姿勢を保ち、自分が目標とする成績が達成できるように取り組んでいきましょう。