現在、外国人ルーツの子供たちで、日本に住んでいながら公立の学校に通えていない生徒が、日本に1万人とも2万人とも言われています。
そんな子供たちを支援するNPO団体、YSCグローバルスクール(東京都福生市)の代表、田中宝紀さんのご厚意で、特別授業をさせていただきました。クラスはこれから高校受験を迎える子供たちのクラスで、教室に12名、オンラインで8名の生徒たちへ向けて授業をしました。
数学の授業を行いましたが、数学と聞いて「嫌い」「苦手」「得意」「好き」とそれぞれの意見を言ってました。5時間目ということもあり、少々疲れているようでしたが、授業を始めると、みんな積極的に参加してくれて、「こうかな?」「こうすれば答えが出る!」と自分で考えて問題に取り組んでいました。
授業が終わると、「難しかったけど考えるのが楽しかった」「三角形は嫌いだけど四角形は好き」と、それぞれの感想を言ってくれ、私も「しっかり考える習慣を身につけてほしい」と伝えてきました。わかったときの目の輝きがとても印象的で、私もパワーをもらいました。
これからも、このような活動をトーゼミではしていきたいと考えています。